下眼瞼脱脂の名医。失敗しないための選び方のポイント
人の表情は目と鼻と口で決まる。
そんな内容をどこかの雑誌で見たことがある。
まぁ言われてみればその通りだと思うし、顔にはそれらの部位しかないのだから当たり前と言えばそうなる。
ただ、今はコロナ禍。
マスクをしていて鼻と口は隠れて見えない分、目元に視線が集中する。
以前から気にしていた人は、それまで以上に目じりの皺やまぶたのコンプレックスが気になるだろうし、この機会い治療したいと思う人もいるだろう。
今回は下まぶたにぷっくらとたまる、つまり「下まぶたの脂肪」について考えてみたいと思う。
若いうちは気にならなかったと思うが、ある程度年を重ねると、目の下のたるみ、ふくらみが目立ち、それが老けて見える原因にもなる。
目の下のふくらみはメイクで隠すことができず、対処法にお悩んでいる人も多いのではないだろうか。
もみほぐしてどうこうできるものではないので、やはり外科的施術で脂肪を除去するのが最も効果があり安心だ。
そもそもなぜ目の下に脂肪がたまるのだろうか?
目の下に脂肪が溜まるのは、眼球の下にある眼窩脂肪(がんかしぼう)がはみ出していることが原因。
下眼瞼脱脂術は目の裏側を切開するので、皮膚を傷を付けることなく目元をスッキリとさせる治療方法です。
また、一度治療を行えばしばらく脂肪がたまることもなく、たるみ予防、アンチエイジング対策にもなるわけです。
どんな人がこの治療を受けているのかを統計的に見てみると
- 目の下のくまを取りたい、消したい方
- 傷を目立たせずに脂肪を取りたい方
- 疲れた時たるみが目立つ方
- 年齢より年をとったように見える方
などなど。
これらは主な理由ですが、これ以外にも様々な個人個人の理由があると思う。
美容的に寄り添う治療を望む人、ただ元の顔に近づきたい人。
どんな治療もそうだが、外科的な美容医療は一つの部位でそう何度も受けることはない。
なので、せっかくなら目元の改善と、さらに自分が望む目元にしたほうがよいと思うし、そのためにはよい医師に診てもらったほうが良い。
この”よい医師”というのが難しく、美容医療を望む人ならだれもが巡り合いたい出会いとなる。
では美容外科医自身がもし自分が目元の治療を受ける際、どのようなことに留意し、注視するのかを見てみよう。
まず美容外科医はクリニックのブランドや口コミ、評判などは当然気にしない。
治療するのは個人個人の医師であって、有名な美容外科に良い腕の医師がいるとは限らないからだ。
またネット上の口コミは個人的な主観と素人的な判断で書き込まれることが多く、プロの視点からすればあてにはならない。
そこで見るのが決して嘘が書けない部分、つまり医師の経歴だ。
どの美容外科でも医師の経歴が記載されている。
これは必要事項なので、必ずどこかにはあるのだ。
それを見れば、専門的知識を持った医師ならすぐにその人物の力量を判断できるのだとか。
それは例えば医術の経験年数や研修期間の長さ、出身大学、受け持つ治療などから判断する。
多くの場合、医師は自分の知己(知り合いや友人)の医師に頼んで治療を受けるだろうが、まったくつてがない治療を受けなければならないとき、また都合が合わず日程調整が難しい時などは、よい医師を探すことになるらしい。
あなたもよい医師と巡り合いたいのなら、クリニックの知名度や華やかなインスタグラムなどはあてにせず、まず経歴を見る、専門医資格を持っているか否かを見ることをお勧めしたい。