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エラ削り
エラ削りのダウンタイム

【素朴な疑問】エラ削りのダウンタイムってどれくらい?

エラ削り

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いざ、エラ削りを受けようと考えてもやっぱり気になるのが術後の腫れや痛みの期間”ダウンタイム(日常生活への制限)”。仕事はどれくらい休めば良いの?人前に出れるのは術後何日目から?ココではエラ削りのダウンタイムについてご案内します。

エラ削りにおけるダウンタイム

エラ削りのダウンタイムに影響するのが、腫れ、痛み、内出血やお口の開き具合、人によっては会話など。術後一体どれくらいの期間で普通の社会生活を送ることができるのか、早期回復のためのポイントや日常生活での注意点についてお話ししましょう。

腫れ・内出血

エラ削りの術後の腫れですが、翌日がピークで大きな腫れが3、4日持続します。その後少しずつ腫れが落ち着き始め概ね術後1週間程度で6、7割の腫れが解消します。さらに10日〜2週間程度でほとんどの腫れが消失しますが、むくみ程度の腫れはもう少し持続する可能性があります。
また、腫れの程度というのは、骨膜を剥がす範囲や削り取る骨の量に比例しますし、外板切除の場合も少し長くなる傾向にあるので注意しておきましょう。

痛み

エラ削りの術後の痛みですが、特に何もしなければ持続する痛みというのはありません。どういった状態の時に痛みを感じるのかというとお口を動かすときに痛みを感じます。痛みの程度というのは筋肉痛をさらに強くした痛みです。食事をしたり、話をする際に痛みを感じますが、ずっと痛みを感じるわけではありませんのであまり不安視する必要はないでしょう。
また、内服も十分効果を発揮してくれますし、痛みに対し過敏な方は”痛み止めのシール(デュロテップパッチMT)”などを利用するとより痛みの緩和に繋がります。

お口の開き

エラ削りはお口の中から治療します。また、エラ部分の骨と筋肉を剥がして治療します。その筋肉というのは咬筋と呼ばれる筋肉で、お口の開け閉め、噛む動作に関わっている筋肉です。そのため術後はお口が痛みなどによって一時的に開けにくくなることがあります。個人差はありますが1週間程度で普通の状態に戻るでしょう。

より早い社会復帰のために

より早く社会復帰を目指すには、腫れを最小限に抑えること、早期の腫れの回復。そうしてお口の筋肉へのアプローチが非常に大切です。腫れを早期に回復させるというのは、基本的には術後の炎症を早めに抑えること、冷やすことなどは炎症を短縮させる効果があります。ただし、冷やしすぎると返って腫れが引きにくくなりますので担当医に確認しましょう。

次に咬筋に対するアプローチです。これは術後のリハビリが非常に効果的です。ゆっくりとお口の開閉を繰り返すことで筋肉の拘縮を速やかに改善させることができます。クリニックによっては理学療法士が常駐しているところもありますので相談されることをお勧めします。

いずれにせよエラ削りのダウンタイムの短縮、苦痛の軽減化はセルフケアも重要です。担当医の指示をしっかりと聞き、術後の工夫緩和に努めましょう。